GBWC2017制作記 その17
いよいよ明後日がGBWC2017の応募締切となりました。
私は昨日なんとか完成させることができたので、後は写真を撮りまくって、チョイスして、応募するのみとなりました。
結局期限ギリギリになってしまいましたが、何が起こるか分からない(昨日早朝の北朝鮮ミサイルには参りました・・・)ので、本当のギリギリではなく早めに応募を完了させたいところです。
さてそんなこんなで完成写真は後日ということで、今回は完成したクシャトリヤの頭部について紹介します。
制作途中の記事でも紹介しましたが、今回はモノアイをミライトで発光させています。
ただそのまま仕込むのでは発光面積が大きすぎて難があるので、ミライトを少し弄りました。

まず上の写真の赤い方が普通のミライト、赤い樹脂部分は光がほとんど透ける感じなので、このままでは1/144スケールのモノアイには大きすぎます。
そこで今回使用している緑のミライトは緑の樹脂部分を剥ぎ取っています。

ですが当然樹脂の下にあった部分も発光するので、これだけでは上の写真の様に発光面積は抑えられません。

そこで適度なサイズのプラパイプを黒く塗装したものを元の樹脂部分に嵌めてみました。

そうすると発光具合は上の写真の様にある程度絞り込めます。
頭部にはこんな感じで組み込みます。

完成形はこちら。

主観的にはなかなかいい感じになったと思います。
・・・ただミライトの連続点灯時間は長くても48時間程度だそうです。
応募写真はともかく日本大会決勝(今年も決勝に進める保障等全くないのですが・・・)の舞台では3~4日位展示されると思うので、通常verのモノアイも制作することにしました。
LEDを配線付きで組み込めれば一番良いのでしょうが、その辺の知識が全くなく、大変そうなので今回は普通にクリアパーツでやります。
まず程好いサイズのプラパイプを半月状に成形して、ミライト径と同じφ3mmのランナーに接着します。

クリアパーツを貼り付ける土台部分はφ2mmのランナーを接着しています。
これを黒で塗装し、クリアパーツを両面テープで貼り付けました。

なおクリアパーツの裏面には偏光シールを貼って輝度を上げています。
これでミライトの時と同じように頭部に組み込めます。

完成形はこちら。

やっぱり発光しているほうが格好良いですが、一応の予備パーツということで。
最後までご覧いただきありがとうございました。
次回からは完成形をそれぞれ紹介していきたいと思います。
私は昨日なんとか完成させることができたので、後は写真を撮りまくって、チョイスして、応募するのみとなりました。
結局期限ギリギリになってしまいましたが、何が起こるか分からない(昨日早朝の北朝鮮ミサイルには参りました・・・)ので、本当のギリギリではなく早めに応募を完了させたいところです。
さてそんなこんなで完成写真は後日ということで、今回は完成したクシャトリヤの頭部について紹介します。
制作途中の記事でも紹介しましたが、今回はモノアイをミライトで発光させています。
ただそのまま仕込むのでは発光面積が大きすぎて難があるので、ミライトを少し弄りました。

まず上の写真の赤い方が普通のミライト、赤い樹脂部分は光がほとんど透ける感じなので、このままでは1/144スケールのモノアイには大きすぎます。
そこで今回使用している緑のミライトは緑の樹脂部分を剥ぎ取っています。

ですが当然樹脂の下にあった部分も発光するので、これだけでは上の写真の様に発光面積は抑えられません。

そこで適度なサイズのプラパイプを黒く塗装したものを元の樹脂部分に嵌めてみました。

そうすると発光具合は上の写真の様にある程度絞り込めます。
頭部にはこんな感じで組み込みます。

完成形はこちら。

主観的にはなかなかいい感じになったと思います。
・・・ただミライトの連続点灯時間は長くても48時間程度だそうです。
応募写真はともかく日本大会決勝(今年も決勝に進める保障等全くないのですが・・・)の舞台では3~4日位展示されると思うので、通常verのモノアイも制作することにしました。
LEDを配線付きで組み込めれば一番良いのでしょうが、その辺の知識が全くなく、大変そうなので今回は普通にクリアパーツでやります。
まず程好いサイズのプラパイプを半月状に成形して、ミライト径と同じφ3mmのランナーに接着します。

クリアパーツを貼り付ける土台部分はφ2mmのランナーを接着しています。
これを黒で塗装し、クリアパーツを両面テープで貼り付けました。

なおクリアパーツの裏面には偏光シールを貼って輝度を上げています。
これでミライトの時と同じように頭部に組み込めます。

完成形はこちら。

やっぱり発光しているほうが格好良いですが、一応の予備パーツということで。
最後までご覧いただきありがとうございました。
次回からは完成形をそれぞれ紹介していきたいと思います。
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GBWC2017制作記 その16
今回は手下のMSについて紹介します。
以前の記事で今回は複数のMSを使用するようなことを紹介しましたが、ミネバクシャトリヤの手下MSとして制作しています。
今回紹介する1機はこんな感じです。


元ネタは以前制作し、モデラーズギャラリーさんでも好評だったローゼン・ズールSです。
ガンプラ歴半年で制作した前作よりは今の自分にできる部分をそれなりに盛り込みました。
こちらのパイロットはUC0100頃のアンジェロを想定しています。
アンジェロがミネバの下に付くか?と思われるかもしれませんが、『連邦があくまでジオンをつぶそうとするなら俺は・・・、ジオンを護ってきた大佐の意思を継ぐ』みたいな感じで半分改心した奴がミネバの元に行ったというこれまた妄想設定です。
こういうアホなことを真剣に考えられるのもGBWCというかガンプラ制作の楽しいところですよね。
当初はHGUCシナンジュの腕を使用していましたが、RGシナンジュのエングレ部が別パーツということを思い出したので、最終的にはRGシナンジュのパーツも結構使用しました。
RGは今回ほぼ初めて使用したのですが、いや~RGのギミックはやっぱすごいですね。
HGUCシナンジュがまさに霞んで見えました。
ちなみに昨年のGBWC参加作品はRGZガンダムの頭部のみ使用していました。
なおRGシナンジュのエングレ部は金メッキ加工されているのですが、当然メッキを剥がさないと通常の塗装はできません。
ご存知の方も多いと思いますが、せっかくなのでメッキの落とし方を紹介します。
1.ラッカー系薄め液にメッキ部品を漬ける。
→これは表面のクリア塗料を落とすためです。
RGシナンジュの場合もクリア塗料が塗られていたようで、これをすると金メッキが銀メッキになりました。
クリア塗料が塗れるのなら、メッキ上から普通に塗装できるのでは?という疑問もありますが検証はしていません。(多分塗装しても皮膜が弱いんじゃないでしょうか)
2.塩素系漂白剤にメッキ部品を漬ける。
→塩素系ということがポイントのようで、ウチの洗濯用漂白剤は塩素系ではなかったためNGでした。
幸い台所用漂白剤が塩素系で、漬けると数十分で綺麗にメッキが剥がれオレンジ色のパーツになりました。
後は洗浄して通常のプラパーツと同じ扱いで構わないと思います。
さてGBWC2017の締め切りまでいよいよあと1週間ちょっととなりました。
こんな状態で間に合うのかと思われるかもしれませんが、実際にはこのローゼン・ズールも基本塗装までは完了して現在仕上げ作業の真っ最中です。
もう一機の手下も同じ状態で主役機とベース等はほぼ完成していますので、何とか期限ギリギリには間に合いそうです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
以前の記事で今回は複数のMSを使用するようなことを紹介しましたが、ミネバクシャトリヤの手下MSとして制作しています。
今回紹介する1機はこんな感じです。


元ネタは以前制作し、モデラーズギャラリーさんでも好評だったローゼン・ズールSです。
ガンプラ歴半年で制作した前作よりは今の自分にできる部分をそれなりに盛り込みました。
こちらのパイロットはUC0100頃のアンジェロを想定しています。
アンジェロがミネバの下に付くか?と思われるかもしれませんが、『連邦があくまでジオンをつぶそうとするなら俺は・・・、ジオンを護ってきた大佐の意思を継ぐ』みたいな感じで半分改心した奴がミネバの元に行ったというこれまた妄想設定です。
こういうアホなことを真剣に考えられるのもGBWCというかガンプラ制作の楽しいところですよね。
当初はHGUCシナンジュの腕を使用していましたが、RGシナンジュのエングレ部が別パーツということを思い出したので、最終的にはRGシナンジュのパーツも結構使用しました。
RGは今回ほぼ初めて使用したのですが、いや~RGのギミックはやっぱすごいですね。
HGUCシナンジュがまさに霞んで見えました。
ちなみに昨年のGBWC参加作品はRGZガンダムの頭部のみ使用していました。
なおRGシナンジュのエングレ部は金メッキ加工されているのですが、当然メッキを剥がさないと通常の塗装はできません。
ご存知の方も多いと思いますが、せっかくなのでメッキの落とし方を紹介します。
1.ラッカー系薄め液にメッキ部品を漬ける。
→これは表面のクリア塗料を落とすためです。
RGシナンジュの場合もクリア塗料が塗られていたようで、これをすると金メッキが銀メッキになりました。
クリア塗料が塗れるのなら、メッキ上から普通に塗装できるのでは?という疑問もありますが検証はしていません。(多分塗装しても皮膜が弱いんじゃないでしょうか)
2.塩素系漂白剤にメッキ部品を漬ける。
→塩素系ということがポイントのようで、ウチの洗濯用漂白剤は塩素系ではなかったためNGでした。
幸い台所用漂白剤が塩素系で、漬けると数十分で綺麗にメッキが剥がれオレンジ色のパーツになりました。
後は洗浄して通常のプラパーツと同じ扱いで構わないと思います。
さてGBWC2017の締め切りまでいよいよあと1週間ちょっととなりました。
こんな状態で間に合うのかと思われるかもしれませんが、実際にはこのローゼン・ズールも基本塗装までは完了して現在仕上げ作業の真っ最中です。
もう一機の手下も同じ状態で主役機とベース等はほぼ完成していますので、何とか期限ギリギリには間に合いそうです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
GBWC2017制作記 その15
今回は仕上げの汚しについて紹介します。
私もそうなのですが、せっかく綺麗に塗装したガンプラを汚すのは抵抗があると思います。
昨年のGBWCでは迷った挙句、『面倒くさい』のと上記の『抵抗』により本体に汚しは一切しませんでした。(ベースには一応ダメージ表現やりましたが)
しかし今回はGBWCラストチャンスということでやれるだけのことはしようと考え、後悔しないよう本体汚しもやることにしました。
ちなみに他に私が過去にやったことのある汚しはGBWC2015の時の応急処置と昨年のTamTamさんのコンテストの時だけです。
しかしGBWC2015の時は予期せぬ事態により痛んだ箇所の誤魔化しの為であり、TamTamさんの時は勢いだけで適当にやっただけで、ウェザリングプラン等はあまり考えませんでした。
それに対して今回は機体本体にチッピングとスス汚れを付けることにしています。
前回の記事でも少し触れましたが、宇宙戦がメインの機体であるためサビや土汚れはなく、模型栄えを意識して形状が際立つよう黒で汚す感じです。
やり方は色々あると思いますが、今回はこんな感じでやっています。

まずこれが基本塗装後スミ入れして軽くつや消しを吹いた状態。
分かりにくいかもしれませんが、色の源のマゼンタで一応シャドウ吹き風にグラデーションもかけています。

次にリアルタッチマーカー(グレー3≒黒)で、凸部やエッジ部分を中心に『剥げ』を塗っていきます。
教本等にはよくランダムに点を打つようにとありますが、今回は不規則性を強調する為、サイズも大小ランダム形状に塗ることを意識しました。
プラン的にはこの黒い部分は実際の塗装の『下地』が出た部分になります。
さらに黒にシルバーを重ねて『素材』が出た部分まで表現するのも有りだと思いますが、取り合えず今はやりません。(最終的に時間が余れば検討するかもしれませんが)

最後にウェザリングマスターの『スス』でエッジや剥げ周辺に汚れをつけて、つや消しトップコートで仕上げます。
この写真ではススで『剥げ』のみの部分がほとんど見えなくなってしまったので、組立後に全体のバランスを見て再度『剥げ』を少し追加したいと思います。
上記3工程を並べるとこんな感じです。

黒立ち上げをわざとらしくするよりはより自然な感じで形状が強調できた気がするのですがいかがでしょうか。
汚しは当然手間隙が余計にかかるのですが、見た目の良し悪し以外に大きなメリットがあります。
それは本当の塗装剥げを誤魔化せるということです。(あまり良い表現ではありませんが・・・)
ガンプラのような可動モデル、特に変形するようなものの場合は、塗装後に動かしたり変形させたりしているとどうしても予期せぬ箇所の塗装が剥げることが有ります。
しかし今回のような汚しをした場合はそういったことが発生しても、チッピング箇所を1つ増やすだけで違和感なく簡単に補修することができます。
そんなこんなで少し気楽に完成後も弄り回すことができるのではないかと思いました。
最後までご覧いただきありがとうございました。
私もそうなのですが、せっかく綺麗に塗装したガンプラを汚すのは抵抗があると思います。
昨年のGBWCでは迷った挙句、『面倒くさい』のと上記の『抵抗』により本体に汚しは一切しませんでした。(ベースには一応ダメージ表現やりましたが)
しかし今回はGBWCラストチャンスということでやれるだけのことはしようと考え、後悔しないよう本体汚しもやることにしました。
ちなみに他に私が過去にやったことのある汚しはGBWC2015の時の応急処置と昨年のTamTamさんのコンテストの時だけです。
しかしGBWC2015の時は予期せぬ事態により痛んだ箇所の誤魔化しの為であり、TamTamさんの時は勢いだけで適当にやっただけで、ウェザリングプラン等はあまり考えませんでした。
それに対して今回は機体本体にチッピングとスス汚れを付けることにしています。
前回の記事でも少し触れましたが、宇宙戦がメインの機体であるためサビや土汚れはなく、模型栄えを意識して形状が際立つよう黒で汚す感じです。
やり方は色々あると思いますが、今回はこんな感じでやっています。

まずこれが基本塗装後スミ入れして軽くつや消しを吹いた状態。
分かりにくいかもしれませんが、色の源のマゼンタで一応シャドウ吹き風にグラデーションもかけています。

次にリアルタッチマーカー(グレー3≒黒)で、凸部やエッジ部分を中心に『剥げ』を塗っていきます。
教本等にはよくランダムに点を打つようにとありますが、今回は不規則性を強調する為、サイズも大小ランダム形状に塗ることを意識しました。
プラン的にはこの黒い部分は実際の塗装の『下地』が出た部分になります。
さらに黒にシルバーを重ねて『素材』が出た部分まで表現するのも有りだと思いますが、取り合えず今はやりません。(最終的に時間が余れば検討するかもしれませんが)

最後にウェザリングマスターの『スス』でエッジや剥げ周辺に汚れをつけて、つや消しトップコートで仕上げます。
この写真ではススで『剥げ』のみの部分がほとんど見えなくなってしまったので、組立後に全体のバランスを見て再度『剥げ』を少し追加したいと思います。
上記3工程を並べるとこんな感じです。

黒立ち上げをわざとらしくするよりはより自然な感じで形状が強調できた気がするのですがいかがでしょうか。
汚しは当然手間隙が余計にかかるのですが、見た目の良し悪し以外に大きなメリットがあります。
それは本当の塗装剥げを誤魔化せるということです。(あまり良い表現ではありませんが・・・)
ガンプラのような可動モデル、特に変形するようなものの場合は、塗装後に動かしたり変形させたりしているとどうしても予期せぬ箇所の塗装が剥げることが有ります。
しかし今回のような汚しをした場合はそういったことが発生しても、チッピング箇所を1つ増やすだけで違和感なく簡単に補修することができます。
そんなこんなで少し気楽に完成後も弄り回すことができるのではないかと思いました。
最後までご覧いただきありがとうございました。
GBWC2017制作記 その14
今回はエングレービング部の塗り分けについて紹介します。
どう塗装するか迷っていましたが、マスキングテープでマスクするのが手間なので、まずはマスキングゾルでマスクしてみました。

一応境目をスジ彫りしたので、水で薄めたゾルが毛細管現象によってスジ彫り上を伝わりいい感じでマスクできたかと思ったのですが・・・。
結果はNG。
NG写真はありませんが、非マスク部との境目が綺麗にできませんでした。
水で薄めたため、ある程度ゾルの皮膜を厚くする必要があったのですが、スジ彫り上にゾルが溜まり過ぎてしまったようです。
薄めなければ上手く行ったかどうか分かりませんが、薄めないと毛細管現象が発生しないのではないかと思い、また失敗するのも怖いので試していません。
という訳で結局細切りにしたマスキングテープでマスクしました。

結果はなんとか及第点といったところで、仕上げまで行うと↓のようになりました。

今回はただ塗るだけではなくて、やり過ぎない程度の汚しも加えています。
基本的に宇宙戦が主体になる機体なので、サビや泥ではなく塗装の剥げ+スス汚れといったイメージです。
後は全体のバランスを見ながらチッピング箇所をもう少し増やして完成といったところです。
なおこれまた写真はありませんが、前腕部のエングレは形状が曲線的なので、教本に載っていたセロテープでマスクするやり方をやってみました。
なるほどテープ透けていてナイフでのカットもしやすいため、複雑な曲線形状でも意外と簡単にマスクできました。
ただやはり粘着力がネックのようで、はがす際に基本塗装部分まで少し剥がれてしまいました。
一応セロテープを手の平に貼る等して粘着力を落としたつもりなのですが、更に念を入れるべきでした・・・。
やり直す気力はなかったので剥がれてしまった部分は筆塗りでリタッチしています。
いろいろ苦戦しましたが、あまり大したマスキングをしたことがなかったので今回いい勉強になりました。
最後までご覧いただきありがとうございました。
どう塗装するか迷っていましたが、マスキングテープでマスクするのが手間なので、まずはマスキングゾルでマスクしてみました。

一応境目をスジ彫りしたので、水で薄めたゾルが毛細管現象によってスジ彫り上を伝わりいい感じでマスクできたかと思ったのですが・・・。
結果はNG。
NG写真はありませんが、非マスク部との境目が綺麗にできませんでした。
水で薄めたため、ある程度ゾルの皮膜を厚くする必要があったのですが、スジ彫り上にゾルが溜まり過ぎてしまったようです。
薄めなければ上手く行ったかどうか分かりませんが、薄めないと毛細管現象が発生しないのではないかと思い、また失敗するのも怖いので試していません。
という訳で結局細切りにしたマスキングテープでマスクしました。

結果はなんとか及第点といったところで、仕上げまで行うと↓のようになりました。

今回はただ塗るだけではなくて、やり過ぎない程度の汚しも加えています。
基本的に宇宙戦が主体になる機体なので、サビや泥ではなく塗装の剥げ+スス汚れといったイメージです。
後は全体のバランスを見ながらチッピング箇所をもう少し増やして完成といったところです。
なおこれまた写真はありませんが、前腕部のエングレは形状が曲線的なので、教本に載っていたセロテープでマスクするやり方をやってみました。
なるほどテープ透けていてナイフでのカットもしやすいため、複雑な曲線形状でも意外と簡単にマスクできました。
ただやはり粘着力がネックのようで、はがす際に基本塗装部分まで少し剥がれてしまいました。
一応セロテープを手の平に貼る等して粘着力を落としたつもりなのですが、更に念を入れるべきでした・・・。
やり直す気力はなかったので剥がれてしまった部分は筆塗りでリタッチしています。
いろいろ苦戦しましたが、あまり大したマスキングをしたことがなかったので今回いい勉強になりました。
最後までご覧いただきありがとうございました。
GBWC2017制作記 その13
先日ツイッターで公開したところ、私にしては反響が大きかったので今回は周辺ディティールとして制作しているマリーダ・クルスを紹介します。
以前の記事でも少し触れましたが、主役機であるクシャトリヤのパイロットはミネバ殿下という設定で、守護霊?のマリーダさんを引き連れています。
よってそんな感じを表現するためにマリーダさんの立体化に挑戦してみました。
制作開始当初は巨大なマリーダさんの胸像をフルスクラッチで作るという無謀・無駄な事をしようとしていました。

これは大分初期の段階の写真で、クシャトリヤも現在とは大分形状が異なります。
ベースの板が45cm四方なのでかなり大きいと分かると思います。
ですが手ごろな商品が発売されたため、そちらを改修してマリーダさんにするという方向に変更しました。

そうフィギュアライズバストのホシノフミナです。
頭部はほぼスクラッチすることになりますが、体部分は衣装だけなんとかすればそれほど手を加えずとも使用できそうですし、川口名人がブログでいわれていた『周辺のディテールや見せ方へのウェイトがガンプラよりも前に出てくると主題たるべきものがシフトしてしまう』ということへの予防線にもなると思いました。
MSではないけれどホシノフミナなら一応ガンプラなので、GBWCの趣旨にも合うかと。
そんなこんなで出来上がったのはこちらになります。


いや~、素人が3次元で劇中通りに顔を似せるのってとても難しいです。
自分ではなんとかぎりぎりマリーダさんに見えるラインにはできたかと思います・・・。
塗装前はこんな感じでした。

首から上はそのまま使うと完全に別人になるので、エポキシパテ等で形状を大きく変えました。
口元が笑っているように見えますが、表情に違和感があったので黒い瞬接で埋めて真顔にしています。
目が緑なのは半球状のクリアパーツを使用しているからです。
何度か別種のパテを盛ったり削ったりしているのでまだらになっていてゾンビのようですね・・・。
胴体部分は衣装を削り取ってモールドを埋め、胸の形を少し成形しています。(本当はもう少し胸を小さくしたいところですが・・・、まぁいいでしょう)
また完成後の配置を考えて腰や腕を若干延長して前のめりな感じにしています。
髪の毛はこんな感じに分割できます。

前髪は2分割されていますが、本来はその必要はなくて割れてしまっただけです(爆)。
前髪部分はスカルピー、その他はエポキシパテで造形しました。
後頭部はホシノフミナの後頭部の一部を芯にプラ板で箱組みし、その上からエポパテを盛り付けた感じです。
どの部位も大まかな形を硬化前に造形して、硬化後に切削して形状を出しています。
ちなみに制作前にTV画面をみながら一応マリーダさんのスケッチをして形状を掴もうとしました。

頭の上の方が途切れているのは所詮素人の浅知恵で後先考えずに描いたからです・・・。
この絵を見ながら制作したのですが、マリーダさんの髪型は斜め前方から見た場合と側面から見た場合で形状的な矛盾点があり、完全に三次元で再現するのはおそらくプロの造形氏の方でも無理だと思いました。
どちらかを再現する方法もありましたが、私のは『なんとなくどちらからでもそう見える』位になっています。
このマリーダさんとクシャトリヤをどう絡めるか、は完成後のお楽しみということで。
最後までご覧いただきありがとうございました。
以前の記事でも少し触れましたが、主役機であるクシャトリヤのパイロットはミネバ殿下という設定で、守護霊?のマリーダさんを引き連れています。
よってそんな感じを表現するためにマリーダさんの立体化に挑戦してみました。
制作開始当初は巨大なマリーダさんの胸像をフルスクラッチで作るという無謀・無駄な事をしようとしていました。

これは大分初期の段階の写真で、クシャトリヤも現在とは大分形状が異なります。
ベースの板が45cm四方なのでかなり大きいと分かると思います。
ですが手ごろな商品が発売されたため、そちらを改修してマリーダさんにするという方向に変更しました。

そうフィギュアライズバストのホシノフミナです。
頭部はほぼスクラッチすることになりますが、体部分は衣装だけなんとかすればそれほど手を加えずとも使用できそうですし、川口名人がブログでいわれていた『周辺のディテールや見せ方へのウェイトがガンプラよりも前に出てくると主題たるべきものがシフトしてしまう』ということへの予防線にもなると思いました。
MSではないけれどホシノフミナなら一応ガンプラなので、GBWCの趣旨にも合うかと。
そんなこんなで出来上がったのはこちらになります。


いや~、素人が3次元で劇中通りに顔を似せるのってとても難しいです。
自分ではなんとかぎりぎりマリーダさんに見えるラインにはできたかと思います・・・。
塗装前はこんな感じでした。

首から上はそのまま使うと完全に別人になるので、エポキシパテ等で形状を大きく変えました。
口元が笑っているように見えますが、表情に違和感があったので黒い瞬接で埋めて真顔にしています。
目が緑なのは半球状のクリアパーツを使用しているからです。
何度か別種のパテを盛ったり削ったりしているのでまだらになっていてゾンビのようですね・・・。
胴体部分は衣装を削り取ってモールドを埋め、胸の形を少し成形しています。(本当はもう少し胸を小さくしたいところですが・・・、まぁいいでしょう)
また完成後の配置を考えて腰や腕を若干延長して前のめりな感じにしています。
髪の毛はこんな感じに分割できます。

前髪は2分割されていますが、本来はその必要はなくて割れてしまっただけです(爆)。
前髪部分はスカルピー、その他はエポキシパテで造形しました。
後頭部はホシノフミナの後頭部の一部を芯にプラ板で箱組みし、その上からエポパテを盛り付けた感じです。
どの部位も大まかな形を硬化前に造形して、硬化後に切削して形状を出しています。
ちなみに制作前にTV画面をみながら一応マリーダさんのスケッチをして形状を掴もうとしました。

頭の上の方が途切れているのは所詮素人の浅知恵で後先考えずに描いたからです・・・。
この絵を見ながら制作したのですが、マリーダさんの髪型は斜め前方から見た場合と側面から見た場合で形状的な矛盾点があり、完全に三次元で再現するのはおそらくプロの造形氏の方でも無理だと思いました。
どちらかを再現する方法もありましたが、私のは『なんとなくどちらからでもそう見える』位になっています。
このマリーダさんとクシャトリヤをどう絡めるか、は完成後のお楽しみということで。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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